マラバールとは?2016年演習に海上自衛隊も参加し中国を牽制!

      2016/07/24

日本がマラバールの正式参加国になる事が判明しました。

しかし、マラバールとはいったいなんなのでしょうか?

あまり聞き馴染みのないこと言葉、詳しく調べてみました!!

sponsored link

マラバールとはどんなもの?

7c4358831372a286cbdec5523e26464b_s

中国軍の領海侵入のニュースで度々出てくる『マラバール』という言葉ですが、いったい何を指しているのでしょうか?

実はこれ、毎年開催されているアメリカとインドの両海軍主催の共同訓練の名称なんです。

日本も2007年、2009年、2014年、2015年と定期的にこのマラバールに参加をしていたんですが、これはあくまで招待国としての参加だったんです。

2015年の日印首脳会談でもインドのモディ首相は日本のマラバールへの参加に関してはあくまで定期的なパートナーという認識を示していて正式な参加国という扱いではなかったのです。

ですが、来年インド洋で開催されるのマラバールでは日本が正式なメンバー国になるという認識をインドのスワラジ外相が表明したことが分かりました。

「米印両国はすでに日本が正式参加国となることを決めた」と述べ、インド政府として初めて、来年インド側で開かれる予定のマラバールには、日本が正式なメンバー国となると表明した。

出典:日本、米印海上共同訓練「マラバール」の正式参加国に 印外相表明(外部サイト)

日本のマラバールの参加に対しては、アメリカ主導の安全保障グループを作っているとして中国が強く反発している事が良く知られています。

実際に日本、アメリカ、インドの安全保障協力の強化に繋がるため、中国軍艦が接続水域に侵入した領海侵入事件の経緯は、先日まで沖縄周辺海域で開催されていたマラバール2016演習の様子を情報収集するために監視していた可能性も浮上しています。

さらに中国は日本がマラバールの正式なメンバー国になることによって、日本周辺以外に活動範囲を広げていくことについても警戒しているようです。

sponsored link

マラバールではどんな訓練を行っているのか

マラバール演習には海上自衛隊の戦術技量の向上とアメリカ・インド両海軍との協力強化を目的に参加をしています。

日本の海上自衛隊とアメリカ海軍、インド海軍のあわせて10隻が参加していて、海上自衛隊からは護衛艦「ひゅうが」、救難飛行艇 US-2、哨戒機 P-3C、哨戒機 P-1が参加をしており、海上自衛隊員約200名が訓練に駆り出されました。

主な訓練内容は対潜戦、対水上戦、対空戦、創作・救難訓練ということで、太平洋とインド洋という広大な海域の安全確保をする必要がある訳ですから、マラバール演習は非常に重要な意味があると考えていいでしょう。

石油などの原油9割を輸入している日本のシーレーンは非常にくて、インドはほぼ中間地点に位置しています。

海洋安全保障という観点から見ても、日本とインドの協力関係をさらに強化してもらいたいですね。

領海侵入を繰り返している中国への牽制という点に関して、日本政府は「特定の国、地域を念頭に置いたものではない」と話していますが真相はどうなのでしょうか。

sponsored link

                      

 - 社会
 -