日本工業大学が作ったジャングルジムがおがくず一杯で問題に

      2016/11/07

日本工業大学新建築デザイン研究会が制作したジャングルジムが話題になっています。

子供達が遊ぶジャングルジム、その構造に問題が大ありだったのです。

詳しく見ていきましょう。

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日本工業大学作のジャングルジム。問題点は?

 

日本工業大学新建築デザイン研究会(NADS)が制作し神宮外苑で開催されている東京デザインウィーク2016で展示した「素の家」。

谷尻誠氏のマウンテンジムをモチーフにした展示作品だったようですが、一体何が問題点だったのかまとめてみましょう。

ご覧のように素の家は全て木の骨組みで作られている作品です。

161106出典:scontent.cdninstagram.com/

火災になった場合でも木枠は崩れることなく残ってしまい、木から酸素が十分に供給され燃えやすくなっていました。

 

さらに木の骨組みの中にはおがくずとツイートの様な裸の白熱電球を設置している事が分かっています。

 

夜になり日が落ちた時に白熱電球を点灯し、電球の熱がおがくずに伝わった事が原因と推測できます。

 

白熱電球なら90℃以上に熱を帯びますし、おがくずで包まれたようになっており放熱できないままおがくずの発火点、約250℃へ向かって際限なく上昇したと考えられます。

電気器具の近くに燃えやすいものを置かないことは当たり前の知識として子供でも持っているはずでしょう。

白熱電球から火が出る様子が分かる動画がありましたので参考までにご覧ください。

 

さらにジャングルジムを照らすライトが投光器だった可能性も浮上しています。

 

ジャングルジム自体も危険な遊具であり、さらに木を用いおがくずと白熱電球を設置し子供も遊べる状態で展示しているという最悪のアート作品だったわけです。

展示の際には当然東京デザインウィーク主催者のTOKYO DESIGN WEEK株式会社のチェックがあったはずです。

展示を認めてしまった以上、日本工業大学と同様の安全管理責任が問われるべきでしょう。

作品作りは学生たちだけで行ったとは考えずらく、教授も誰も気付かなかったのでしょうか。

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11月7日の東京デザインウィークは中止に

 

東京デザインウィークは2016年10月26日~2016年11月7日まで開催される予定でした。

今回の件で2016年11月7日の開催は中止となる事がTOKYO DESIGN WEEK株式会社より発表されました。

日本工業大学新建築デザイン研究会はツイッターのアカウントを削除して逃走しており、11月6日22時現在、日本工業大学からも何のコメントもありません。

【追記】

日本工業大学新建築デザイン研究会側の実行委員長からコメントが出ました。

学校作品展の実行委員長を務めた田淵諭・多摩美術大教授は「消防法などに照らして問題のないよう、あらゆる手立てで準備していた」と、入念に安全対策を取っていたことを強調した。風が吹くため作品の高さを制限するなどしていたという。今回の火災については「想定外だった」と述べ、出火原因については「警察や消防が調査中」と繰り返した。

出典:headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161106-00000084-mai-soci

消防法云々より、おがくずを白熱電球の側に設置して大丈夫かなって言う考えには及ばなかったのか・・・

歴史のあるデザインイベント東京デザインウィークですが、2017年以降の開催は絶望的と見て間違いないでしょう。

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日本工業大学のジャングルジム。作者は?

 

日本中の注目を集めてしまっている、このジャングルジムは日本工業大学新建築デザイン研究会の誰が作者だったのかという話題。

そして、本来LED電球のみで照らすはずだったのに白熱電球の投光器を使ったのは誰なのか、週刊誌やネット上で犯人探しが始まってしまうと思います。

この件は不勉強な作者を悪者にしてそれで終わりっていう問題ではないですよね。

今後開催される全国各地のアート展での展示物のチェック体制や教育機関との連携を見直さないと、悲劇は必ず繰り返されてしまうでしょう。

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